先日、8月22日から開催する西岳拡貴 展の打合せに行ってきました。
東京芸術大学大学院に在学中で、今年の6月から8月にフランスのナントで開催された「ナントビエンナーレ・河口プロジェクト」に参加し帰国後の最初の個展です。
ナントビエンナーレでは、ナントからサン・ナゼールという町まで50kmの間に、約5kmごとに100mずつラテックスを道路に塗ってはがし、その場に放置されていたものに巻き取る仕事を続けて、巻き取ったものを立体的な彫刻として展示をしました。今までの彫刻には無い、単純作業の積み重ねから生まれる新しい彫刻です。
その過程では人との関わりや出来事が絡み合って、身体性や皮膚、人の温もりをテーマにする彼らしいプロジェクトを完成させました。
N の個展では彫刻、映像、ドローイングが出展される予定です。お楽しみに!